しっかりチャンスを摑んだ人の多くは、チャンスがやってくる以

「運命を味方にするセルフ・プロデュース術」中山庸子著より。
このフレーズを目にしたとき、思わず宝くじのことを思い浮かべてしまった。宝くじも買わなければ絶対に当たらない、とはよく言われるからだ。まあ、この場合はそんな単純な当たり外れのことではないだろう。
何かことを始めるにしても、けっこう無駄なことがついてまわるもの。なんで、こんなことまでしなくちゃならないのか、なんて思ったすることもある。しかし、無駄なことなしには前進しないことは事実だ。
学生時代に古典や漢文を習っても大して面白くもなかったが、その期間を抜いたら一生古典に触れなかっただろう。もしかしたら受験にもほとんど必要なかったかもしれない。でも、今になればあの時少しでも触れておいてよかったとも思える。
少しでも自分の夢や目標とは外れていることはすべて無駄なことだ、と考えて排除しているうちはもしかしたら、チャンスさえ遠ざけているのかもしれない。
逆に考えればチャンスらしいものが見えてから、準備に取り掛かっても遅すぎる。また、何がチャンスかなのかさえ見えないだろう。もちろん、準備をしたからといって、チャンスなどつかめないことのほうがほとんどだろうが。
まあ、日々を楽しんだり充実した時間を過ごすこと自体は、無駄な時間を過ごしていることにはならないかな・・・