「変わっている」のと「個性的」とは違う。

「運命を見方にするセルフ・プロデュース術」中山庸子著より。
誰も自分だけは個性的だと思いたがっているのではないだろうか。しかし、場合によっては、ただ変わっているだけに過ぎないのかもしれない。
単に流行(ファッションを含め)を表面的にまねたところで、個性的であることとはほど遠い。ファッションなども一見すると個性的なようであっても、かなり画一的な流行を追いかけていたりするものだ。
逆にそれがその人自身にあっていなければ、変わった人にしかみえないもの。極端な場合、変わっている人イコール変わり者である場合もあるだろう。都会の街中では時おりそういう人を見かけるが。
また、変わり者というレッテルを貼られるのを恐れて“無難”なほうにまとめてしまっても面白みがない。それはどちらにしても、人にどのように見られているかだけを意識しているに過ぎないことだ。
個性的とはまず、主体性があることが先にくることだろう。それはその人独自のライフスタイルともいえそうだ。まずは、“変わっている”と“個性的”を区別できるかどうかがスタートに思える。それが認識できれば、この本のタイトルにもあるように運を見方にできるちょっとしたポイントかもしれない・・・な。