名画を見るにはそれなりの心の準備も必要だろう。

これは個人的な想像だ。前日「名画」について触れてみたら、たまたま今朝の日経朝刊(2006.1.28)の別刷“NIKKEIプラス1”にあった「一度は見たい名画」というタイトルが目に入った。いろんなことについてちょこっとだけでも触れていると意外なものが目につくものだな。
かつて学生時代に美術の教科書に載っていた名画を見たいと思うことはあるもの。しかし、その本物を目にすることはそう簡単ではない。また、簡単に見られるようであれば、な〜んだこんなものか、と思ってしまうかもしれない。
むしろ、本物を見るためにはそれなりの心構えも必要なのだろう。実物を見るのだという気持ちの準備があって、はじめてそれなりに大きな感動も得られるのではないだろうか。
さて、そこに掲載されていた名画の順位は次のようになっていた。(一生に1度はこの目で見てみたい名画をインターネットインターネットで調査した結果)
レオナルド・ダ・ヴィンチモナリザ」 373
ゴッホ「ひまわり」 340
ムンク「叫び」 287
レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」 275
ピカソゲルニカ」 170
6 ミレー「落穂ひろい」 168
ミケランジェロ最後の審判」 166
8 モネ「睡蓮」 93
ドラクロワ民衆を導く自由の女神」 85
フェルメール真珠の耳飾りの少女」 85

意外にも日本で人気のありそうな印象派の代表ルノワールは入っていない。ちょっと気になったのは日本語にした場合のタイトルのなかに4つの音が入っているものがいくつも入っていたことだ。モナリザ、ひまわり、ゲルニカ、睡蓮(すいれん)など。どれも短くて覚えやすく声にも出しやすい、つまり作品の特徴と同時に印象にも残りやすい。・・・なんてつまらないことを考えてしまったな。
いずれにしても、自分が見たことのある本物は上記の4つだった。でも、もっとちゃんと心の準備をしてから見るべきだったかも。