情報を捨てると情報活用がうまくなる。

日経ビジネスアソシエ」2006.01.03号より。
情報は必ずしも大量にあればいいというものでもない。情報を活用するためには、ある程度の諦めやいい加減さがあるほうがいいようだ。
とりあえず、集まったら、直感で不要なものは捨てていくことがポイントなのだ。完璧主義だと逆に意思決定がうまくいかないことが多い。どれが本当に価値あるのか迷ってしまうこともある。
大量の情報は集める時間、理解する時間、解釈する時間がムダになってしまうこともある。情報は集め始めたら、もうこれで十分だという限度も明確ではない。ある意味、優れた決定は情報量とは比例しない。
本や雑誌はたまりやすい。一度使ったらなるべく早く捨てなければ。たいてい知りたいことは一冊の本のなかの数行だったりすることが多い。しかし、そこにたどりつくまでにもかなりの時間を費やしてしまうもの。
情報を活用するためには”直観で思い切って捨ててしまういい加減さ”を念頭におくこと・・・かな。(もともといい加減な人間だからできるかも)