足の中に“歩きたい因子”が発生したかのように・・・。

小説新潮」2005.12月号より。
放送作家高橋洋二氏が書いているコラムの中にあったフレーズ。氏は移動手段に一年前からそれまでの電車や車から徒歩を取り入れ始めたという。それもかなり積極的に1、2時間も歩くこともあるらしい。その結果、都心の夜間の照明の明るさにもあらためて気がついたという。都心の夜12時は郊外の夜7時より確実に明るいらしい。
そかもしれない。私は郊外に住んでいるため実感としてよくわかる。日が落ちてからは暗い夜道は物騒で歩きたくはない。自宅近辺の住宅地でも夜は犬を散歩させている人にすれ違うくらいだ。時たまウォーキングをしている人にも出会う。しかし暗くて、顔は見えないからちょっとへんな感じでもある。
休日は家にいることが多いが外出するときは車をつかったりして歩くこともほとんどない。体が重い感じがする。やはり歩けるときは歩かなければいけないと痛感する。この筆者のように積極的に歩くことを生活の中に組み込むことで、足腰も鍛えられ体全体にもいいということは頭ではわかっているのだが・・・
最近とくに胴回りだけに肉が付きやすくなってしまった自分を反省している。今年こそはもっと歩かねばな。そして“歩きたい因子”を発生させたいものだ。