生活のなかの何でもない“小さな良いこと”が日々の暮らしを非常に充

「ホームクリエーションの時代」谷口正和著より。
日常生活を充実させてくれるものはなにかと言えば、それほど大げさなものではない。それは意外に身近にあるかもしれない。
ちょっと嬉しいことはまた繰り返したいと思うはずだ。些細なことを繰り返し楽しめれば、それが生活を充実させてくれる元になってくる。つまり、逆にいえば本当に好きなことや気に入っていることでなければ、繰り返すことはできない。
例えば、振り返ってみれば個人的には次のようなことがあった。「植物の苗を育てたら意外にきれいな花が咲いてしかも、たくさんの実がついたので人にあげることができた。」「たまに大型の文房具店に行くと珍しい新製品にお目にかかれる。それを試してみたら意外に使いやすかった。」「散歩の途中や仕事で外出中に気になったお店に入ってみたら快適だった。」
“小さな良いこと”などというきわめて抽象的なことも、上記のように自分の生活の中で実現できる具体的なものに置き換えていくことで生活を楽しめる。ホームページでの交流もその一つかもしれない。もし、デジカメが好きな人なら、あるテーマを決めて写真を撮り続けたら新たな発見があるかもしれない。
さて、今年は今まで経験しなかった新たな個人的チャレンジをいくつできるだろうか。小さな発見は小さな幸せにも通じそうだ。些細なことも楽しめるという貪欲さが必要かもしれない・・・な。