飾っておきたいポストカード。

先日あるホームページでチラッと見たフレーズ。なぜか印象に残っていたので、自分なりに解釈して触れてみたいと思った。
つまり、これは絵葉書のことだろう。しかし、最近この絵葉書という言葉自体が死語のようにも思えてきた。観光地では確かに絵葉書は売られてはいるものの、現地で書いて送る人は国内旅行ではほとんどいないのではないだろうか。海外なら多少はいるかもしれませんがね。
むしろ、既成の絵葉書より自分で描いた絵手紙のような趣味を持っている人ならいるかもしれない。それに切手を貼って郵便で出すというよりそのハガキ大のサイズに絵画を表現するほうに重点が置かれているようにも思える。
絵葉書はホテルなどにも備え付けられてはいる。しかし、これも同様に実際に実用ハガキとして使う人は稀だろう。今はケータイがあれば、手っ取り早く現地の画像も添付して送信できるから、わざわざ絵葉書を使用する必要もなくなってしまった。
また、インターネットを通じて個人のホームページやブログにも送信できるからほとんどリアルタイムで現地の様子も伝達できる。スピードや便利だと引き換えにゆったりとした情緒が失われていくのは確かだ。デジタル画像では確認はできるものの、すぐに机の前や壁に飾るというわけにはいかない。
ポスターやカレンダーや壁掛け以外で、何かちょっとお気軽に飾っておきたいものってあるだろうか。飾っておきたいようなポストカード・・・ないな〜