有益なコミュニケーションをしたという証(あかし)。

「ストレス知らずの対話術」斉藤孝著より。
筆者は「会話をした後に具体的に何かが変わる、身体が動く、行動を起こさせるのは、有益なコミュニケーションをした証である。」と述べている。
そう考えると、最近は会話をしていいコミュニケーションなどしてなかったことにも気づかされる。いいコミュニケーションをしたかも、っていう気になるのはむしろ、たまたま手にした雑誌や本であることのほうが多い。
人によっては音楽、映画や芝居のセリフだったりするかもしれない。そんなものに触れて、ああそうか、自分もやらねばななんて前向きな気持ちになれたらしめたもの。
何か自分の価値観に合うものに触れて、自分の中で何かが化学変化を起こす瞬間がある。そんなときは元気(エネルギー)が湧いてきたりする。会話に限らず、アイデアが浮かぶ瞬間というのは、いい刺激を受けたときだ。
書物やテレビ、ラジオ、新聞などで見聞きしたことも書き留めておきたいと思うとき、きっと知らずに、いいコミュニケーションをしているに違いない。それで実際身体を動かしたくなったら有益だともいえそうだ。
それにしても、最近はケータイメールでの安っぽいコミュニケーションばかりしてるか。もしかしたら、それは自分自身が何か有益と思われる情報を発信してないからかも・・・