潜在パワーをフル活用する「四字熟語」力。

PRESIDENT2005.7.18号より

実はこの前に“斉藤流!”というのがついている。つまりこれは斉藤孝先生の提案なのだ。
一見ネガティブなイメージをもつような四字熟語でも「力」をつけることで、プラスのイメージに転じてしまうから不思議だ。
例えば「自画自賛力がある」といえば、単なる自慢ではなく、もっとポジティブな評価をうけそうだ。
四面楚歌力といえば、新しいプロジェクトを進めるときに、周囲から理解を得られなくてもそれを跳ね返し、孤独でも頑張れる、というふうに考えられる。
朝令暮改力なら、臨機応変に対応できるタイプにも思える。ここまで書いてきたら、別の人も似たようなこと言っていたことを思い出しました。それは本のタイトルに「老人力」や「優柔不断力」で有名になった赤瀬川原平氏でした。
つまり「力」をつけてその事実を認めた上で前向きに生きるということのようです。
あえてマイナスイメージを連想させるの熟語に「力」をつけて自らの技としてみよう。思いつきだが、三日坊主力・・・それを数百回、数千回繰り返せたら本物に近づきそうにも思えてくる。暗中模索力・・・真っ暗のなかで手探りしているうちに、最後に貴重なものを探し当てる力がある、と考えたらどうかな。
ついでに蛇足ながら、一攫千金力などがついたらかなりウレシイんですがね〜