「聞く」には、「きく」「聞く」「聴く」「効く」の四段階がある。

「人を動かす!話す技術」より

著者は日本人の学校では、コミュニケーションの4つのモード「聞く」「話す」「読む」「書く」のうち、「聞く」を教えてくれるところはほとんどないという。
ところが、コミュニケーションでは「聞く」が45%を占めているのだ。だからどんなにすばらしいプレゼンテーションを行ったとしても、相手に聞かせ、アクションをとってもらわなければ意味がないことになってしまうのだ。
「聞く」の四段階。
1.「きく」Sensing・・・センサーが働いて音を感知すること。
2.「聞く」Interpreting・・・耳で受信したメッセージの意味がわかる段階。
3.「聴く」Evaluating・・・そのメッセージの意味を考え評価している段階。
4.「効く」Responding・・・反応しアクションを取ること。

結局、最終的な「効く」までいかなければ、コミュニケーションは失敗したということになってしまう。そう簡単なことではなさそうだな。
筆者の杉田氏はコミュニケーションの基本ルールはKeep it Simple and Specific.(シンプルにかつ具体的に)といっている。つまり、略してKISS.
これは判り易い!でもいつまで覚えていられるかな。