会社という「場」と、仕事という「機会」を通じて勉強する。

「街角からのマーケティング」より
会社とはこの場合、職業として所属している何らかの団体、組織と考えたほうがよさそうだ。つまり会社という言葉にこだわることはない。会社以外の学校も、役所なども当然含まれる。
とりあえずこのような団体は「社会学校」と考えたほうがいいと筆者は提案している。
この学校では、授業料は取られるどころか毎月逆に金をくれるし、交通費もだしてくれる。
ところが、現役でやっているうちはそこが「学校」であるということに気づかないものだ。
会社を一つの「場」と考えて、仕事を「機会」と考えるなら、知識、チャンス、人脈などさまざまなものをつかむことも出来る。
それらを自分のなかに蓄えたりエネルギーに変えたりできればけっこう得する生き方にも思えてくる。その社会学校へは自分なりのテーマを持っているならもっといろいろ学べそうな気もするが。つまりそんなことを意識できるかどうかの問題でもありそうだな。
ふだんは忘れがちなことでもあるが、たまにはふとこんなことも思い出してみるのもいいかもしれない。ひと月が終わるあたりにでも。