「最高のパンチは一歩引いたところから打てるのだ」

昨日(5.28)観た映画「ミリオンダラー・ベイビー」 より
この映画は今年のアカデミー賞4部門を獲得している。(監督賞、作品賞、主演女優賞、助演男優賞
老トレーナーのフランキー(C.イーストウッド)がトレーニングをし始めた女性ボクサーのマギー(H.スワンク)に向かっていうセリフ。
別のシーンでは、
「パンチは強いかどうかではなく、きくかどうかだ」
どちがも似たようなことを言っている。
これは何にでも通用しそうなフレーズだ。
野球ではバッターがボールを打つ瞬間のインパクトがポイントであるのと似ている。
ゴルフでボールをたたく瞬間も同様だろう。
単に強く振ってボールに当てれば遠くへいい打球が飛んでいくというわけでもない。
当然力が強い打者だけが本塁打王になるわけではない。きっちりとボールをとらえることが先決だ。
ボクシングではハードパンチャーであることはチャンピオンになるための一つの要素ではあるがそれだけでは充分とはいえない。だからそれだけで、世界チャンピオンとして長年防衛できるわけではない。
何事もちょっとしたコツやタイミングを捉えることが大事だということだろう。
サービスにしても押し付けがましいより、一歩ひいたところにウレシさを感じるものですね。こんなこと考え出したら切がなさそうだな。