普段から心がけているのは「一接客、一笑い」

PRESIDENT2005.4.4号の特集「売り続ける営業」より
そのなかの“連戦連勝記録ホルダーの秘密”というコーナーでは、アパレルの店に勤務するKさん(28歳)について書かれている部分が気になった。彼女は4年連続でフロアの販売成績トップの実績を上げている。
Kさんの持っているお客様の6割の人が「予約」を入れてから購入のアドバイスを受けに来店しているという。へえ、こんなこともあるのかと知り驚いた次第。婦人服ならなんとなくわかる気もするが、紳士服にもこれほどこだわりがあるとは・・・
しかも、遠方のお客様は二ヶ月前から予約するという。その接客の極意の一つにタイトルに書いた心構えがあるという。Kさん独特のフレンドリーな接客サービスこそが、予約を殺到させているらしい。具体的にはプライベートな自分のことを語り、そこから洋服提案への会話の糸口をつかんでいくという。
さらに、もう一つ気になるフレーズは「正直であることに数字はついてくるものだ」という彼女自身の言葉だ。つまり単に売れればいい、というのではなくて本当にお客様のためになっているかを徹底してる点も見逃せない。
もう一つ蛇足を。Kさんの同僚の一言も、いいヒントになりそうだ。それは「彼女は常に自然体でユーモアを欠かさない」だった。う〜む、なるほど、かな。