ちょっと見ると一瞬“欲しい!!”と思うかもしれないが、実際もらう

「ももこの21世紀日記」さくらももこ著より
この部分が妙にひっかかった。本文を要約すると、札幌で、ちびまる子ちゃんのイベントが行われることになったとき、著者がキャラクターの絵を色紙に描いて友蔵の心の俳句も色紙に書いたところスタッフが欲しいといわれ渡した。しかし、ほとんどの者が事務所においたままでもて余していたというもの。
これを読んだら、あるあるこんなことって思えた。いきなり個人的なことになるが、数年前のこと知り合いの女子美大の先生が中国へ取材に行ったお土産に版画をいただいたことが2,3回ある。そのときはいいものだとは思ったものの、部屋に掛けたいと思うほどのものではなかった。だからといって、捨てるのも悪いので丸めて納戸の戸棚にしまったままになっている。きっと最後までお蔵入りだろうな・・・。ありがた迷惑なものはかなりあるものだ。
これを自分でやってしまうのが、似たような衝動買いであるのかもしれない。これは自分で諦めて納得するしかないか。