知識のうえに遊びがないと時代の気配はつかめない。

「運を拓くマーケティング鳥井道夫著より
この副題は“サントリー流才能の活かし方”とある。(鳥井氏はサントリーの名誉会長。)
彼は「遊」とは単純に遊び呆けることではない、というがそれは当然のことだろう。
単に勉強した知識だけあっても意味はなく、遊ぶことで身に着けた生きた常識こそが大事になってくる。
鳥井氏は「趣味でも何でも会社の枠を越えた広がりを持つ人間は、それだけその人間の文化が深まるということだ。」という。
遊びとは言っても、車のブレーキやハンドルにある“遊び”にも似ていそうだ。本来の機能のほかにそのゆとりがあるからこそ機能が効率よく活かされる。
もしかしたら、インターネットなどを通じて遊びながら人との交流ができたなら、時間を効率的に使って異質の人と出会っていると言えそうだ。
とにかくそんな、遊び心を持ちながら本来の仕事ができたら最高なんだが・・・