ブランドは一日にして成らず。

「ブランド人になれ!」より
一日にして成らなかったものはローマだけではなかったことに気づかされた。
私たちが日ごろなじんでいる一流ブランドのマーク(例えばナイキにしてもアップルにしても)は認知されるまでには長い年月を経ている。
一流といわれるブランドのマークからはどれもシンプルでもパワフルなイメージが伝わってくる。しかも、それらは現在すべて信頼のマークでもあるのだ。
すでに確立されたもの(ブランド)は、はじめからそこにあるように思えるが、実際は無数の人々の信頼を勝ち得たからこそ、そこにあることを知るべきだろう。
自分のブランド化にはまず、どういうことが自分らしいかについてしっかりと確認する必要がある。そのためにアイデアと戯れ、自分の切り札は何か、弱点は何かについても考える必要がでてくる。つまり目標意識をもって試行錯誤していくことがなけば、はじまらないのかもしれない。やはりこういうことも一朝一夕にはいかないものに思えてくる。
そこで、“ブランドは一日にして成らず”が理解できそうだ。頭で考えているうちは何事も前には進まない。アイデアを何らかの形にできたときがスタートといえそうだ。