むずかしいことを勉強することが学問ではない。

JAF Mate 2005.4月号より
福沢諭吉独立自尊というコーナーに書かれていた言葉。
彼の「学問のすすめ」は有名だが、学問というとなんだかそれを聞いただけで、難しいもののように思えてくる。
しかし、それは生きた学問、つまり実学を意味していたのだ。たとえば、農業なら、どういうふうに作物を育てるのが効率がいいかなどを考えることになる。
結局、机上の空論では意味がなく、生きるために役に立つことを学んでいくことが大事なのだ。
振り返ってみれば、学生時代難しいことを覚えさせられたが、その後ほとんど役に立ってないですもんね。受験のためのテクニックなんてバカバカしい感じがしますね。
ただしそれを教える予備校や塾の講師にとってはそれ(受験に通るためのテクニックを教えること)は実学ともいえるか。