「ゲームにおける勝者」は、必ずしも「人生の勝者」ではない。

「勝者の思考法」二宮清純著より
作者がスポーツコメンテイターであることを考えれば、ゲームとはこの場合スポーツの試合のことを意味している。つまり、それら(ゲームと人生)はまったく別物である。
しかし、それはもっと広い範囲のものまでも考えられる。たとえば、高い偏差値で有名な大学に入る、または会社で優秀な成績をあげることなどは「ゲームの勝者」と同類だという。
それらは一時的なもので、人生そのものではない。これを勘違いする人が多そうだ。
もし、幸せということを考えれば、財産があって、立身出世がかなっても必ずしもその人が幸せであるとは限らない。
人生においては、勝ち負けはその人の価値感によって異なるものだ。たとえ、現在低迷していようとも、まだまだ結論を出すのは早いかもしれない。実は日々なにかに向かって地道な努力していることのなかに幸せの芽があるのではないだろうか。な〜んてちょっと生意気なこと考えてしまった・・・