人生最大の「食べる楽しみ」

「歯医者さん雑学ノート」武田浩、実方藤男著より
この本の中には患者の疑問、歯科医の本音がつまっている。
べつに現在虫歯で歯医者さんに通っているわけではないが、歯が悪ければ本来美味しいはずのものも味を感じなくなってしまう。また、かめなくなると食べられるものも減っていってしまうし、味覚の働きも低下するらしい。
健康であるにはしっかりと食事ができなくてはいけない。その食事も歯がしっかりとしてなければきっちりと噛めない。こう考えると、ふだん何気なく美味しく味わえることはありがたいことだと思えてくる。
一日中仕事で忙しいときなど、気を抜けるのは食事や喫茶のときだけになってしまうこともある。やはり、食べることは基本的で最大の楽しみのようだ。
でも一生歯医者さんのお世話にならない人は稀だろう。そんなときは、自分にとって納得がいく治療をしてくれる歯医者さんに出会えるかどうかだ。本当に相性があう歯医者さんに出会えたらしめたもの。
場合によっては、抜かずに治したい場合には初診料を無駄にしても他の歯医者さんをあたることも考えたほうがいいという。それも、よい歯医者さんを見つけるための投資と考えたら安いものに思えるか・・・