自分の言葉というのは、本人が現場やマーケットを自分の足で歩き、確

朝日新聞2005.2月20日日曜版 安藤宏基氏のことばより。
人を説得するには、単に形式だけ整った数字やデータを並べただけでは十分ではない。また、在り来りの言葉や市場の常識も意味はないという。ちょっとした思い付きのようなものは人から見ればすぐに見破られてしまう。
結局必要なのは現場で目を凝らして見えてきたもので、それが実感や確信に満ちた言葉になってくる。
果たして私たちが日常しゃべっていることは、自分のオリジナルな意見だろうか。人の受け売りになっていないだろうか。自分の言葉を持つことはそうたやすいことではなさそうだ。そんなことを反省させられる。