声にならない憤りをいかに笑いとともに処理するか。

ホームページの「100式」2005.2.12より
このサイトでは毎日海外のビジネスを紹介している。
この日は「駐車マナーに違反しているドライバーの方に軽く忠告するためのステッカーを販売している」会社を紹介していた。
そこには“I Park Like an Idiot.”と印刷されている。つまり「私はあほみたいな駐車をしてました」と書いてあるわけで、それをみてドライバーが反省して欲しいというものだ。
べつに車に限らず自分がちょっと嫌な思いをしたときに相手にどう注意を促すかはむずかしい。
そんな時に上記のフレーズ通りにうまく処理できたらいいのだが・・・
怒りと笑いを同時に処理するっていうところがポイントになっている。似たようなことは組織の中では時々見られる。なにかミスを犯した人に対して真面目にこっぴどく叱るのではなく、少し笑顔を見せながら注意を促すというもの。
でも、その言葉の強弱が問題になるだろう。軽すぎてもいけないし。それはともかくとして、怒りをユーモアのオブラートで包んで表現するっていうのはかなり努力がいりそうなことは確かだな。
とにかく、フレーズでも触れたように憤りとユーモアを交えたところに商売のネタを見つけたというのもすごいと思える。