笑いというのは一瞬にして息を吐くことである。

「マンガを解剖する」布施英利著より
マンガにある吹出しについて、この作者は呼吸、吐息であるという。息を吐く、それをビジュアル化したものが吹出しの形らしい。こんなこと今まで考えたこともなかった。そういう考え方もあるんですね。
ふつう緊張すると息が詰まる。そして力を発揮できない。その息が詰まるのは肺に空気がたまるということになる。そんな時は大きくゆっくり息を吐くことで意識の乱れは整い集中できる。その結果リラックスできる。
マンガは息を吐く世界のようだ。マンガを読むとリラックスするのはそんなところも関係してるのだ。つまり、息を吐く+笑いがポイントらしい。
よし、こんど息が詰まったときは笑いながら息を吐いてみよう。こんなことで人生の達人になれたらいいのに・・・