書くことはスポーツだ。

「原稿用紙10枚を書く力」斉藤孝著より
筆者はプロローグの部分で、つぎのように言っている。“話すことが歩くことだとすれば、書くことは走ることに似ている。”
歩くことなら特に訓練しなくても、誰でもやっている。話すことも無意識のうちにやっていることだ。しかし、長い距離を走るにはトレーニングが必要になってくる。書くこともそれと同様だ。
ふだん書きなれない人がいきなり原稿用紙10枚書くのは大変なことだ。しかし、本を読むことがトレーニングの筋肉を鍛えることだとすれば、そんなことばかりやっていても決して走れるようにはならないということにもなる。
とにかく、上達への道は質を考えるまえに量をこなすこと、つまりなんでもいいからたくさん走ることが先決だということになる。でも、こんな短い自分勝手な日記を書いていてもどれほどの足しになるかは疑問ではあるが。