すべてを自分が生み出す必要はない。徹底することにすごさが生まれる

「座右のゲーテ」より
一般的には新しいものを次々に生み出す人が才能豊かだ、と思われがちだが苗木を大樹に育て、大量の実を採り続けることも重要だ、とも述べている。
その一例として志村けんのバカ殿を引き合いに出している。このキャラクターはべつに志村が発明したわけではない。今まで何人もの人が演じたがそれを徹底してギャグとしてきたのが志村だけだったということだ。そのためバカ殿イコール志村けんというイメージが定着している。
ビジネスの世界でも新たなことを生み出さなくても、このように徹底するとかなりのことが出来そうだ。やはりそこそこバカにならなければいけないっていうことかな・・・