人間は苦味成を含む植物を好んで食べている

「サラダ野菜の植物史」大場秀章著より
この本で大昔、人類が生き延びるためには野生の動物たちと食べ物で競争しなけばならなかったことをあらためて知った気がする。ほかの動物たちが食べ残したものには、有毒植物や苦味のある植物が含まれていたのだ。人間は持ち前の頭脳を働かせて食べられるものをさがす努力をしてきたという。そのひとつに苦味のある植物があり、いまでは逆にその苦味を愉しんでいるわけです。
大根、からし菜、春菊、レタス、ニガウリ、セロリ・・・など私たちが好んで食べるものは多いことに気づきますね。私のこの季節(夏場)のお気に入りはニガウリ(ゴーヤ)のサラダなんです。