実用書は現代人の心を映す鏡である。

「実用書の食べ方」岸本葉子著より
このフレーズは次の言葉のあとにつづいている。「コンプレックス、欲望、やむにやまれぬ必要、こだわり・・・・」
作者はさまざまな実用書を読んで理解するだけでなく、実際に試したりしている。そこからどう感じたかなどの感想を述べている。そして、その結果あとがきでいっているのが先ほどのフレーズだ。
連日実に多くの実用書が生まれているな、と新聞に掲載される書籍の広告で感じています。それだけあらゆるジャンルで必要な人が多いということにもなるのだろう。この数年は“起業”という言葉をタイトルに使ったものが目に付いたが、5年前には気がつかなかったほど。また、健康やお金についての本は常に生まれ続けている。
実用書のタイトルを眺めているだけでも、人が何を求めているかもわかるような気もしますね。