問題を自ら見つける。

問題を自ら見つける。
「アイデアの極意」内藤 誼人著より。
まずアインシュタインの言葉を引用していた。「問題は、それを解くことよりも、見つけるほうが大切だ」と。
大事なことは、他人に問題を与えられるのではなく、自分で見つけ出すという姿勢だった。それがなければ、問題を解決やろうという強いモチベーションは生まれないのだった。
また、ここには、自分の頭で問題を見つけようとする作業は、創造性を高めるという実験結果もあった。
仕事ができる人は、上司に仕事を与えられるより前に、自分で仕事をみつけてしまうものだった。自分の仕事は自分の頭で見つけるべきなのだ。

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睡眠は頭の中のゴミを掃除する役があるといえる。
「アイデアの極意」内藤 誼人著より。
発想力を高めるには、ぐっすり眠ってしまうのもいい方法だという。そうすることで、頭から余分な情報を忘れることができるらしい。
まずは、眠れる環境づくりが最初だろう。体が適度に疲れていれば眠りやすい。乗り物の揺れも眠れそうだ。確かに眠ったあとは、スッキリしている感じもする。
優れたアイデアはやはり睡眠が大事だということだろう。また夢で見たアイデアも生かせそうだ。シンプルだが、「寝る子は育つ」は本当に「寝る子は発想も育つ」と言えるらしい。

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私たちは、「遊び」の中で学ぶことが多い。
「アイデアの極意」内藤 誼人著より。
時には童心にかえるのもいいことだった。私などは、身近な自然を見るだけでいつでも童心にかえっている。見慣れない昆虫や、草花、木の実などはそれだけで面白い。
むしろそんな時には、発見があって感動にもつながる。やはり、ちょっとしたことでも感動できるとトクした気分になれる。そうすることで、今まで持っていなかった知識も増える。
知識が増えれば、見るものがより楽しくなっていくという循環になるのだ。それがタイトルにあげた、遊びの中で学ぶということだろう。
楽器もそうだとも思える。本人は遊んでいるようだが、そこからは音楽の歴史や感性を学んでいるのだ。
ここには、「新しい遊びを発見できるくらいでないと、創造性は高まらない」、とあった。まさにその通りだろう。

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個人的な趣味を持つことは発想力を高めるためにも必要。
「アイデアの極意」内藤 誼人著より。
ここでは、「趣味の一つも持っていないようでは、豊かな発想などできはしないのだと思っておいたほうがいい」とあった。
どんな趣味でも豊かな発想には役立つということだろう。趣味に熱中すれば、仕事のやる気も高まるというのは、自分も経験している。
趣味に熱中すると、生命エネルギーのようなものが心のなかにあふれてくるらしい。筆者の場合大好きなカブトムシを眺めていると、張り切って仕事をしなきゃ!という気持ちになるという。
一つか二つ徹底的にはまれる趣味を持つことは、、発想のほかにも仕事や日々の生活にプラスになってくると思われる。