アウトプットしているのを見ているだけなら、その仕事はラクそうに見

アウトプットしているのを見ているだけなら、その仕事はラクそうに見える。
『「欲しい」と言われる男になるMUST50』中谷彰宏著より。
つまり、どんなに好きでも、仕事にしたら、それにまつわる大変なことだらけだという。例えば、旅行が好きだといっても、旅行代理店に入ると、忙しくて大変な部分だけを背負わされることになるという。
その大変さを知って、それでも好きな仕事なら、続けられるようだ。テレビも見ている人と出る人はくっきり分かれるともいう。
またやや似たようなことだが、人の芝生は緑に見えるという言葉があるが、それは言えるだろう。人の仕事はラクそうで、楽しそうに見えるものだ。しかし、大変なのは何も自分ばかりではないのだった。
しかし、仕事は楽しくやった方がいい結果を期待できるというのも確かだと思える。それには、その仕事を好きになることだろうな。

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「がんばる」は、悲壮感が漂っている。
『「欲しい」と言われる男になるMUST50』中谷彰宏著より。
それにひきかえ、「はりきる」には、明るい感じがするという。なるほど、そう言われてみればそんな気もする。
頑張ってるね、というと苦労しているという様子がする。張り切っているね、という言葉には、かわいげがあるようだ。
頑張っても、結果が必ずしもいいとは限らない。仕事では、プロセスよりも結果が問われている。がんばるにはノルマが伴っているものだ。
はりきる、は自分が楽しんでいる感じがあるのだった。時には、「はりきろう」という脳天気もいいようだ。結論は、頑張るより張り切ろうだった。

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ホンネは、眉に出る。
『「欲しい」と言われる男になるMUST50』中谷彰宏著より。
どんな状況でも、眉一つ動かさないというのは、スゴイと思える。それだけ気持ちが座っているということだろう。
ついつい眉間にしわを寄せてしまうことがある。眉は意識と連動しているという。なるほど、人の表情はその顔の動きで読み取れることがある。
そうか、「いらっしゃいませ」に心がこもっていれば、眉も自然と動くということらしい。よく「目は口ほどにものをいう」といわれるが、目も眉も同じことだろう。

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ヒマな時ほど、差がつく。
『「欲しい」と言われる男になるMUST50』中谷彰宏著より。
仕事には、忙しい時とヒマな時がある。また、段取りが悪いと、忙しくなってしまうことがある。
だから、余裕がある人は、たとえ忙しくても、そうではないという。ここにヒントがあった。それはヒマな時に何をしているかで差がつくということだった。ヒマな時にどれだけマメにやっているかがポイントだった。
ヒマな時に何をやるかをしっかりと考えてやっておくことが大事なのだろう。ちょっとした意識で、その後の仕事の密度や内容も変わるのだろう。

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していい苦労 しなくていい苦労
「明日は心でできている」小山薫堂著より。
この本のサブタイトルには、「前向きアイデア革命」とあった。なにか面白いヒントがあるかもしれないと思いながら読んでみた。
苦労には二種類あるという。それはしていいポジティブな苦労と、しなくてもいいネガティブな苦労だという。
前者には、小説を書くときのような、産みの苦しみで、後者は作品や形にならない誰も喜ばないようなことを考えているときらしい。
その苦しみが後にプラスになると思えれば、ガマンしてもいいのだろう。ばかばかしいような苦労ならやめておいたほうがいいのだろう。

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自分にしかできないこと。
「明日は心でできている」小山薫堂著より。
筆者は、今の仕事を「誰かの真似をしない」と考えながらやっているそうだ。そして、自分にしかできないことを考えるという。
自分がどう、この仕事で役立てるかを考えるのだ。それは確かにやりがいがあるだろう。自分が得意じゃないと思ったものは手を出さないようにしているらしい。
それも一つの方法だろう。得意じゃないことで悩むのは無意味だと考えている。実にあっさ。りとした、またシンプルな考えだ。
実際それで通ればいいのだが、それは能力のある人に限られるだろう。また、得意なことは誰もが容易にできないことともいえるだろう。
そんな特技をもっていれば、自信をもって仕事をすることができる。誰にもマネができないことを複数身につけることで、自信を持って仕事ができるものだ。

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すべての仕事はサービス。
「明日は心でできている」小山薫堂著より。
筆者が考える仕事の原点は、人をどう喜ばせるか、感動させるか、ハッピーにするかだという。これも実にシンプルでわかりやすい。
仕事は相手を幸せにするためのサービスだという考え方だった。たしかに、自分がやったことで相手が満足してくれたら、こちらも嬉しいものだ。
相手の希望通する商品を選定して、提案しそれで満足してもらえれば、それなりにやりがいも感じられる。単に仕事だからやるというのとは異なる感覚だ。
もし、仕事に自分なりのセンスを加えることができれば、満足度もより大きいに違いない。そんな時はきっといい仕事をしている時だろう。