あなたのセンスを上回るおしゃれなお客様は、「ダサイ」と言って寄り

「節目に強い人が成功する」中谷彰宏著より。
ここではデパートのカバン売場が例として取り上げられていた。モノを売るスタッフは、ライフスタイルを提供することができなければいけない。しかし、実際はただモノだけを売っている人が多いもの。
たとえば、カバンをディスプレイする場合、雑誌を入れるとする。そのとき、どんな雑誌を入れるかで差がでてくる。当然おしゃれな雑誌でなければいけない。どこまでおしゃれなものを考えられるかがその人のセンスでもある。また、センスの限度でもある。
そんなとき、お客様のほうがセンスがよければダサイと思われてしまう。結局どれだけいろいろな雑誌を知っているかということも必要になってくる。おしゃれを提供していくということは、必ずしも高級品である必要はない。高いか、安いかではない。カッコイイかダサイかになってくる。
結局、おしゃれなライフスタイル、センスを訴えかけられるかどうかが問題になってくるのだ。実際は、それが欲しいと思うお客様は目が肥えていることが多い。でも、それに対応できるくらいの情報感度を磨いておくことも必要なのだ。
自分でもやはり、センスのいい販売員からいいアドバイスを受けたら買ってしまうだろうな。ということは、逆にいえば、いい提案がない販売員からは買う気も起こらない・・・か。