ネット弁慶。

「月刊現代」2006.4月号より。
この言葉は「ことばの栞」という部分にあったもの。すでに耳にしたことがある人もいることだろう。
今年(2006年)の新入社員を「ブログ型」と言っているようだが、実際ブログを経験していない人にはピンとこないのではないだろうか。すでにブログやホームページを自分で経験している人はご存知かもしれない。一般的には次のように説明されている。
「ブログ型」・・・表面は従順だが、さまざまな思いを内に秘め、ときにインターネット上の日記を通じ大胆に自己主張する。繊細な感受性とブログ的なネットワーク力に優れるが、パソコンに語るだけに止まる傾向もある。
新入社員はたいていいい言葉では表現されないもの。これを知った上で「ネット弁慶」について知ってみるとなお一層面白そうだ。このネット弁慶という言葉は当然内弁慶をもじったものだが、次のようなものだ。
“インターネットの掲示板やチャットなどでは、強気の発言を繰り返して威勢がいいが、人前では一転し、気が弱く、おどおどしてしまう。ネット番長とも呼ぶ、”とあった。
結局は両者(ブログ型新入社員、ネット弁慶)はほとんど同じようなものに思えてくる。新入社員にとどまらず、ブロガーと呼ばれる人たちには同様な傾向があるのではないだろうか。知ったぶりをする傾向がある私自身もそうかもしれないが・・・(汗・・・)