情報感度が高いということは、単に情報収集力が高いことではない。

夕刊フジ」2006.4.14付けより。
これは囲み記事の「新入社員の掟」というコーナーにあったもの。べつにこれは新入社員ばかりではなく、一般にも通用しそうなことなのでちょっとだけ触れておこう。
では、情報感度とはいったいどんなものかといえば、“4つの力”で構成されているのだ。
1.収集力。2.分析力。3.伝達力。4.機密力。
ただ選んでたくさん集めればいいのではないようだ。パソコンで検索が得意な人はついつい勘違いしているのではないだろうか。インターネットでいろいろ集めてきてもそんなものは誰でもが容易に手に入れられるものばかりかもしれない。
最近の例でいえば、民主党ガセメール騒動があった。いろんな情報があっても結局その分析ができてないととんでもないことになってしまう。
また、断片的な情報を伝えるだけでも意味が無い。完璧かどうかもチェックする必要があるだろう。さらに、酒の席などで社内のことをべらべらしゃべるのもいただけない。最近は特に個人情報には気をつけねば。
情報感度を磨くといっても、そう簡単なことではなさそうだ。新人どころかベテランの社員だってきっちりできている人は少ないのではないか・・・な。