反射的にわがままを言い、おねだりできる「鬼嫁」は、いわば才能だ。

朝日新聞朝刊(11/29日付け)より。
ブログをきっかけに本やドラマになっっている「実録鬼嫁日記」(会社員カズマさん作)の鬼嫁に対して、漫画家の倉田真由美さんはこう評している。
鬼嫁という言葉自体は思っていてもなかなか口に出せそうもない。これが実録のタイトルだから他人の家庭生活を知りたい人には一般受けするのだろう。私自身はそういうことにはほとんど関心がないな。
それにしても、“反射的なわがままやおねだりが才能”とは驚きだ。そんな便利な才能もそれを受け入れてくれる相手がいてこそ有効なのだ。相手が同じくわがままだったりしたら、物ごとはそう上手くは運ばないはず。
むしろ、わがままやおねだりできるというのも個人の性格だろうと思える。命令されるだけで夫はラクと思っているのかもしれないが、ストレスだってたまるだろうな。(私なら)
鬼嫁とはいっても、けっこう和気あいあいとやっているほうだろう。本当の鬼と思うならブログになんか書いたらどうせバレルに決まっているから書いたりしないはず。
才能というなら、ドラマの脚本家やそれを演じる人にこそ要求されるものだろう・・・な。