ブランド人になれ!

「ブランド人になれ!」トム・ピーターズ著の本のタイトル。
〜〜サブタイトルには“サラリーマン大逆襲作戦1”とある。これはシリーズになっていて1〜3まである。数年前に発行されてすぐに読んで面白かったので、本棚にとっておいたものを再度取り出して読んでみたら気になるフレーズがいくつも出てきた。そこで、今日から数回にわたってこれらのシリーズから気になる箇所をいくつか取り出してみたい。〜〜
トム・ピーターズは米の経営コンサルタントで何冊ものベストセラーがある。
さて、「ブランド人」とはいったいどんな人をさすのかについて書いてある。それは会社勤めをしていても、個人事業主のように考え、行動するひとだという。誰にも頼らず自分の力で生きていける人だ。
さらに、ひとめで違いがわかるもの、お客さんを裏切らないもの、人の心を癒すもの、グッと来るものーーーそれがブランド人だという。
実際のブランドを考えてみればわかりやすい。世界の一流ブランドであるシャネル、カルティエ、ブルガリルイ・ヴィトンエルメス・・・それらには強力なファンが存在し、そのブランド力で信用されている。
人の世界も彼は「ブランド人の世界」と「雇われ人の世界」と仮に区別している。その気構えについて面白い比較があったので記してみたい。
☆「ブランド人」・・・日々、切磋琢磨し、達人を目指す。楽しくなければ仕事じゃない。一に行動、二に行動。すったもんだがあるから人生は楽しい。
☆「雇われ人」・・・書類とにらめっこして、時間をつぶす。仕事はつまらんものさ。メモさえとっておけばいい。ごたごたはもうたくさん。
というような違いらしい。
まあ、ひとつとしてこんな考え方もあるのかと改めて気づかされる。これから大いに今までの自分の行動を反省してみたい。(ややつらいが・・・)