あやまちは消してしまうことができないけれども字なら消せる。

「文房具事典」のなかで目にしたフレーズ。
そのページには実際はいろいろな種類の消しゴムの写真が載っていて説明文はほとんどない。それにもかかわらず、(あやまちなどど)こんな人生についてまで書かれているようなところがすごい。
“あやまち”は何かをやらかしてしまうこと、つまり過失。
“あやまり”は間違えてしまうことだろう。
漢字で書いてみよう。「過ち」、「誤り」となる。かなりわかりやすいはず。
で、気になった表題をもう一度振り返ってみると、「過ち」と「誤り」をうまく混同させているところが面白い。
誤りは早いうちにサッと消したいもの。でも過ちは時間が経って薄れていくのを待つしかないか。
これを読んでなんだかわからない方には「謝ら」なければ・・・