スポーツが現代の「遊び」系ソフトの代表であることは反論の余地がな

「遊び力をつける」谷口正和著より
スポーツががいわゆるソフトの一つであることを忘れていた。実際にスポーツはやれば楽しいが、それをする人より観戦して楽しんでいる人のほうが圧倒的に多い。
エンターテイメントとしてのスポーツを提供することでビジネスになる。だからこそ、楽天ソフトバンクプロ野球に積極的に新規参入してきたのだろう。テレビ放映権、入場料、関連グッズ、様々な版権使用料など莫大なマネーが動く。
しかし、そのスポーツの発明は100年以上も前のものだった。サッカー、野球、アメリカンフットボール、ゴルフ、テニス、ヨット・・・そのどれもが19世紀の英国で始まったもの。また、陸上、水泳、格闘技の発明は古代ギリシャということになる。
結局、現代人は昔の人が作り上げたものを改良しながら楽しんでいるだけだったのだ。パソコンやソフトがバージョンアップしていくのともちょっと似ていそう・・・