人生の価値はどれだけの美しい思い出をもっているかによって測られる

「ジョークの哲学」加藤尚武著より
この本自体はジョークのいろいろなタイプというものについて解説したような内容になっている。そのなかで、上のジョークでないフレーズが少し気になったのです。それに関しては思いは人様々に違いない。賛否両論あるだろう。まあそれはともかくとして、次のようなショート・ジョークがあった。
女1「若い頃を思い出すと、無性に腹がたつのよ」
女2「何かあったのね」
女1「何もなかったのよ」
というものだ。あえて、解説の必要はないとは思うが、何もなかった青春の空しさ。が表現されている。そこで、思い出の価値ってなんだろうって、考えたりしてしまう。
もし、美しいと思えるような思い出があれば得したと思うべきかも知れない。日記のようなものを継続するのはそれを思い出すためにも役に立つかもしれないな。でも、いつまでつづくか・・・
“そういえばあの頃ウェブで日記なんかつけて掲示板に書き込みなんかしていたっけ”、ということ自体が思い出になってしまうかな・・・