現実というのは、楽しくイメージしたもの勝ちなのです。

「THE21 2005年1月号」斉藤孝の“めざせ!ゼウス”より
筆者は、人間がパワーを得る源は妄想だと断言している。現実をありのままに捉えるのではなく、世の中も自分もわざわざ歪曲し変形してみることでパワーが生まれるらしい。
一例として面白い人を紹介している。ある人はカメラの前や空港のロビーで「気合だー!」と叫んだりすることが出来る。あえて名前は書いていなかったがそれは、アニマル浜口のことだとわかる。たしかに演出かもしれないが魅力的でパワーがあふれているようにも思える。
このようなことは、正しいとか、間違っているとかというレベルを超えている。また好きか嫌いかなどにも左右されていない。そのような人生はつまらないものだ。もし、現実を楽しくイメージできれば、そのほうが正解かもしれない。スケールの大きいギリシャ神話はその教材となるという。
なんだか、自分がいままで小さなことにこだわり過ぎてきたことが思い知らされるようだ。