営業の最大の武器は新しい発想である。

「思いつきをビジネスに変えるノート術」樋口健夫著より
この著者は発想を鍛えるためにアイデアマラソンというのを提唱している。これは何らかの仕事につながりそうな、ちょっとした面白いヒントやアイデアをノートに次々と書き続けていくことだ。
新しい発想を考えることは、営業の推進力の芯になる部分を創造していることでもあるという。実際、第一線の商社マンとして実績を上げてきたひとの言葉は納得できそうだ。別の箇所でも営業では誠意とオリジナル発想が大事だとも述べている。
樋口氏自身は20年間で17万9000個の発想をしているというから驚き。
とはいっても、やはり意識して訓練しなければそう簡単には新しい発想など出るわけはない。とにかく数を多く出さねばならないのだ。仕事に役立つ発想は数百出したうちの一つかもしれないが、それをしなけば何も進歩はないとも言えそうだ。千里の道も一歩から、今からさっそくはじめてみよう。