見てのいる人々の心をも照らすような光が、本当に美しいライトアップ

「相鉄瓦版」12月号第135号 特集“街を彩るライトアップ”より
この部分は「ライトアップが街にもたらすもの」という題で照明デザイナー石井幹子氏が書いていた。
いつもは何気なく前を歩いている建物も夜ライトアップされることで、その建物の背後にある歴史や物語が抽出されることもある、といっている。
昼間の明かりの中では見えなかったものが、暗い夜に光を当てられることで明暗がはっきりして奥行きに気づくもの。
こんなことは人にも似たようなことが言えそうだ。いつもそばにいる人が意外なときに意外な一面を見せてくれたりするときなど。へえ、こんな特技があったのかとか、意外にあることについて造詣が深いことに気づいたり・・・そんな面を見るとその人にまたべつの親しみを感じるかもしれない。
人のいい面を引き出すのは、いい言葉だったり、さわやかな接し方などのときもあるか。人の心をも照らすような素敵な言葉に出会いたいもの。