“語るに足る”失敗をする。

「自分プレゼン術」藤原和博著より
藤原氏は現在杉並区和田にある中学校長をしているが、これはその数年前に書かれている。
誰だって失敗しようと思って何事もやるわけではない。しかし、結果としてうまくいかないことのほうが多い。でもそこから何を学んだか、どう克服したかは関心があるもの。
ふつう、人の立身出世や成功談、得意なことなど聞いても心に染み透ることはない。
そこで、思い出すのはNHKの「プロジェクトX」だ。そこでは、ただ単に順調にうまく成功しただけのことはテーマとして扱っていない。いくつもの困難な壁を乗り越えたことがメインになっている。だからこそ、長年感動を与える番組になっているに違いない。
人に語れる失敗とは、つまり自慢できるほどの失敗ってことか・・・う〜む、それがいいような悪いような。