「五輪に来た以上とりあえず狙ってみた」

競泳女子800メートル自由形で、女子自由形では日本人初の金メダリストとなった柴田亜衣選手(鹿屋体大)の言葉。(日本時間21日未明)
五輪代表選手ははじめから絶対にとか、どんなことをしても金メダルをとるんだ、という積極的な声が多い中で「とりあえず」という言葉はかなり控えめで逆に印象的にさえ思える。だからこそちょっと気になるフレーズなのだ。
そして、結果的に日本の五輪史上初の女子自由形での金メダルだから日本の五輪の歴史にきっちりと名を残すことになったのだ。本当にすごいことを成し遂げている。
インタビューのなかでも「自分でもびっくりだから、周りはもっとびっくりじゃないですか」そんな返答からも素直ささえうかがえる。
控えめな性格な人でもきっちりと結果を出す人はいるんですね。