お洒落も心の健康法です。

お洒落も心の健康法です。
「老い駆けろ!人生」草野仁著より。
実際それを実行している草野さんに言われると、なるほどそうかもしれないと頷ける。まずは、健康でなければオシャレなど考える余裕はないだろう。
また、心理学の研究では「オシャレをする」「化粧をする」という行為だけでも、人の気持ちを明るくしたり、感情を豊かにしたり、考え方をポジティブにする効果があると述べられていた。
そう言えば、しばしば高齢者や認知症の女性にお化粧をすると、その女性は前より健康状態がアップしたというニュースを見たことがある。化粧は気持ちを前向きにしてくれるという効果は大きい。
服装、身だしなみもそうだろう。もし、お気に入りの洋服があれば、それを着てどこかへ出かけてみたくなるというのは容易に考えられる。逆にいつも着慣れた普段着ばかりでは、わざわざ外出する気にもなれない。
草野さんは、外見に気を配って、心に華やぎをもたらすことも、大切な健康法だと考えていた。大いに参考になりそうだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
万病のもと、風邪をひかない極意を伝授。
「老い駆けろ!人生」草野仁著より。
病は気からというのはたまに耳にするが、風邪は万病のもととも言われる。まずは体力が衰える、免疫力が低下すると風邪を引きやすくなる。疲れを溜め込むのはよくないだろう。
また、いったん風邪を引くと体力もなお衰えて、免疫力も低下してしまうという負のスパイラルになってしまう。気をつけたいものだ。
草野さんは神経質なほど風対策をして、ウィルスの侵入を防いできたという。まずは、風邪の気配を察知して、素早く対処することだった。市販の口内洗浄液でうがいを繰り返すことだった。
また手洗いはとても有効な風邪対策だった。寒さを感じたらとにかく温かくすることだった。体の冷えは免疫力低下につながるからだった。使い捨てカイロを背中に貼ると効果がより高まるらしい。
常にお茶を飲むことで抗菌作用があるという。またよく噛むことで唾液を出せば、免疫力もアップするようだ。どれも簡単にできそうなことばかりだった。今から始めたい。
さらにトレーニングやストレッチを継続することもすすめていた。体力を維持することは一番の風邪予防だろう。